「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に出演 ~大衆演劇の魅力を世界へ発信~


2025.05.21

大衆演劇、世界の舞台で華麗に舞う

2025年5月16日、フランス・カンヌにて開催されました国際文化交流イベント「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に、日本文化大衆演劇協会所属の役者および協会外から選抜された役者が出演させていただきました。

本イベントは、世界的に著名なカンヌ国際映画祭の開催期間中に執り行われ、日本映画および日本文化の魅力と多様性を世界に発信するとともに、映画をはじめとする各産業における国際的な文化交流および理解の促進を目的としております。世界各国の映画関係者、メディア、並びに政治・経済分野のリーダーが多数来場いたしました。

このたび、約一世紀にわたり日本人に親しまれてきた庶民のエンターテインメントであり、日本文化でもある「大衆演劇」を代表いたしまして参加させていただき、世界中の観客の前でその魅力を余すところなく発信いたしました。

■出演者メンバー

出演いたしましたのは、澤村蓮(章劇 座長・協会所属)、三咲暁人(劇団 暁座長・協会所属)、龍美麗(TEAM劇龍 座長)、葵翔太郎(劇団舞姫 座長)の4名です。全国の公演地を巡り、それぞれの武器である『個性』を磨き上げてまいりました彼らは、その持ち味を存分に活かし、多彩な舞台表現を通じて大衆演劇の世界観を表現いたしました。

以下に、各出演者の出発前のコメントを掲載いたします——

「葵翔太郎 座長 — 女形」

■澤村蓮 章劇座長  【袴舞踊】

Q. フランス・カンヌで何をアピールしたいですか?

日本にもこのような伝統文化があることを、多くの方に知っていただければと思います。
今回のイベントで少しでも印象を残し、それを自分の舞台に繋げるとともに、次回の舞台へと繋げられるよう努めてまいります。

頑張ります。

■三咲暁人 劇団暁座長  【変面】

Q. フランス・カンヌで何をアピールしたいですか?

和の心を伝えられればと思っております。
これまで大衆演劇は外部との接触やコラボレーションがあまりなかったため、今回のような機会を通じて大衆演劇への関心や興味を多くの方に持っていただきたいと考えております。
より多くの方に観ていただき、ファンを増やしていきたいと思っております。

■龍美麗 TEAM劇龍座長  【股旅・剣舞】

Q. フランス・カンヌで何をアピールしたいですか?

大衆演劇という存在を多くの方に知っていただきたいと考えております。
せっかくフランスにお招きいただいた機会ですので、夢はでっかく世界進出。
日本の大衆演劇が、やがて世界の大衆演劇へと羽ばたいていけるよう努力してまいります。


皆さま応援よろしくお願いします!

■葵翔太郎 劇団舞姫  【女形】

Q. フランス・カンヌで何をアピールしたいですか?

大衆演劇の魅力を伝えたいと思います。
大衆演劇の業界は、まだまだメディアへの露出が十分とは言えないため、今回のカンヌという機会をきっかけに、多くの方に知っていただき、より多くの方に観ていただけるようにしていきたいと思っております。

今回のイベント終演後には、観客の皆様から大きな拍手と歓声が寄せられ、会場に集った参加者からも高い評価を賜りました。

澤村蓮座長は、「自分たちの持てる力をすべて出し切りました。世界に大衆演劇の魅力を伝えることができ、多くの方々から称賛をいただけたことは、日本文化の発信に貢献する貴重な機会であり、心より感謝しております」と述べております。

日本文化大衆演劇協会は、今後も海外公演をはじめ、多様な取り組みを通じて日本文化「大衆演劇」の普及に尽力し、国内外で多彩な舞台を展開してまいります。皆様の温かいご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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