会員詳細

劇団暁ゲキダンアカツキ

座長 三咲 夏樹「ミサキ ナツキ」
座長 三咲 春樹「ミサキ ハルキ」
座長 三咲 暁人「ミサキ アキト」
副座長 三咲 大樹「ミサキ ダイキ」

浅草女剣劇の筑波澄子の弟子だった三咲てつやが1983年に旗揚げ。全国を旅回り公演したのち、
1994年に栃木県塩谷郡に船生かぶき村という常設劇場を建設。
ここを拠点に船生組と巡業組に分かれての活動を重ねる。
2009年に巡業組の三咲夏樹、三咲春樹の兄弟が座長を襲名。夏樹が5人、春樹が3人の子宝に恵まれる。
2015年には三咲暁人が若座長を襲名。更に2023年には夏樹、春樹とともに3座長の一人となった。

子どもたちの成長とともに若さと活気あふれる劇団として注目され、今後がおおいに期待されている。

凰翔座オウガザ

座長 風美 涼太郎「カザミ リョウタロウ」
座長 三ツ矢 洋次郎「ミツヤ ヨウジロウ」

初代・常盤洋之助が昭和10年代に旗揚げした由緒ある常盤劇団を前身とする三ツ矢劇団に、風美劇団の風美涼太郎座長が加入。
三ツ矢洋次郎と2人座長体制になったことを機に劇団名を凰翔座(おうがざ)とし、
2022年8月、新潟県の安田温泉やすらぎの湯かわら座で新スタートを切った。
劇団名は日本文化大衆演劇協会の篠原正浩代表理事が命名。
愛嬌たっぷりの客いじり芸に定評のある風美涼太郎と、長身二枚目でクールな雰囲気の三ツ矢洋次郎の絶妙なコントラストが人気。

洋次郎の弟の三ツ矢春馬、長男の三ツ矢かけるの元気いっぱいの舞台も未来への懸け橋になっている。

妃咲劇団キサキゲキダン

座長 妃咲 繚「キサキ リョウ」

19歳のとき一般家庭から家族の反対を押し切って大衆演劇の世界に入ったのち、劇団の解散、他劇団へのゲストまわりなど数々の苦難を乗り越え、経験を積んできた妃咲繚が、2019年11月に大島劇場で旗揚げ。
「血統書付きではない雑種の自分が不屈の精神を持つことで、天国の母を安心させてあげたい」という信念のもと、座員それぞれのカラーを生かせるような、チーム力のある劇団づくりを目指す。

芝居の師匠と仰ぐ樋口勝次朗から受け継いだ古き良き芝居にも定評がある。

劇団駒三郎ゲキダンコマサブロウ

総座長 長谷川 駒三郎「ハセガワ コマサブロウ」
若座長 南條 友李愛「ナンジョウ ユリア」

劇団魁の座長だった南條駒三郎(現・長谷川駒三郎総座長)が、
2006年6月に伯父で師匠である高峰調士のもとから独立。妻の南條小龍とともに埼玉県のラドンセンターサニーで旗揚げした。
以来、活動の拠点を関東に移す。
現在は長女の南條友李愛が若座長を務めるほか、次女である南條茉利愛、長男の長谷川樹莉亜の成長も著しい。

「劇団は家族と同じ、若手にも積極的にチャンスを与える」のがモットーの総座長の下、花形の長谷川拓都はもとより入団2年目の長谷川天周も「一日座長の日」に果敢に挑戦。若い力が期待される。

劇団朱光ゲキダンシュコウ

座長 水葉 朱光「ミズハ シュコウ」
副座長 水廣 勇太「ミズヒロ ユウタ」

2002年に17歳の水葉朱光が旗揚げ。若水照代、若葉しげるの薫陶を受けたことから苗字を水葉とした

創立当初は女座長というだけで公演先に恵まれないなどの苦労もあったが、座長、座員の頑張りと周囲の後援のおかげで徐々に軌道に乗る。

2015年の立川けやき座オープンでは杮落しを務めた。座長を支える水廣勇太の人気も高い。

毎月新作芝居を2本以上かけるなど、芝居に重きを置いている。20周年の節目を迎える2022年、さらなる飛躍が期待される。

章 劇 ショウゲキ

座長 澤村 蓮「サワムラ レン」
後見 澤村 章太郎「サワムラ ショウタロウ」

戦後まもなく設立された名門劇団、劇団澤村の初代・澤村章太郎を父に持ち、親類縁者はほぼ役者という芸達者な澤村章太郎が、2000年に旗揚げ。
当時は36歳で劇団澤村の座長をやめて独立、関東に新天地を求めた一からのスタートで、座員は6名だった。
その後、関東で人気を博し2014年の木馬館リニューアル特別公演では杮落しを任される。2015年に澤村蓮が座長を襲名、澤村章太郎は後見に。

古典から現代劇、人情劇、剣劇と幅広くこなす芸の力と和気藹々とした雰囲気も人気の秘訣。

橘小竜丸劇団鈴組タチバナコリュウマルゲキダン スズグミ

座長 橘 鈴丸「タチバナ スズマル」

女剣劇の座長だった尾上京奴の息子に生まれ、ディスコダンスの全国大会優勝やアパレル業界でのサラリーマン経験を持っていた橘小竜丸が一念発起し、
紀伊国屋章太郎のもとで10年の修業期間をへて2001年に旗揚げ。長男・橘龍丸が若座長、長女・橘鈴丸が花形だった時代をへて2015年に龍丸が退団。
同年5月に鈴丸が座長を襲名し2人座長に。

洋装やダンスを得意とする鈴丸を中心に斬新な舞踊ショーが話題を呼ぶ。2022年2月より小竜丸は太夫元になり、橘小竜丸鈴組として再始動。

一見劇団ヒトミゲキダン

座長 一見 好太郎「ヒトミ コウタロウ」
座長 古都乃 竜也「コトノ タツヤ」

初代・人見多佳雄と紅葉子が創立。その息子である一見好太郎と古都乃竜也が二人三脚で座長を務める。
かつては九州・関西で活動していたが、2001年より関東に拠点を移し、2007年から2018年まで篠原演芸場の正月公演を11年連続で担当するなど、関東を代表する人気劇団に。2017年には関西公演もスタートし好評を博した。

2021年10月に「ハチマキかあちゃん」の愛称で親しまれた紅葉子が他界するも、アットホームな雰囲気は変わらず。現在は個性豊かな19人の座員を抱える。

劇団美鳳ゲキダンビホウ

座長 紫鳳 友也「シホウ トモヤ」
副座長 一城 悟「イチジョウ サトル」

役者の家系に生まれ、子役時代からさまざまな劇団で修業した紫鳳友也が2002年に創立。
劇団名は東京大衆演劇協会の篠原淑浩会長が「美しい鳳凰のように大衆演劇界で舞ってほしい」という願いを込めて命名した。
芝居に定評のある友也座長のもと、最近は若い座員が増えてイメージも一新。

座長の妻である一城静香が脚本を担当するオリジナル芝居は演出にも独自の感性が光る。2022年4月より長男の紫鳳花道が正式入団し、今後の活躍が期待される。

劇団美松ゲキダンミマツ

座長 松川 小祐司「マツカワ コユウジ」
副座長 大和 歩夢「ヤマト アユム」

ルーツは関東で人気を誇っていた歴史ある演美座。
劇団松の旗揚げ、解散をへて、2014年に松川小祐司が座長となって復活させ、劇団名を新喜楽座とする。
3年後の2017年6月に劇団美松に改名。現在は「芸道一筋、とにかく舞台が好き!」を公言する小祐司座長のもと、癒し系の副座長・大和歩夢、劇団菊花形の南雄哉、その甥の市川華丸、特別出演の藤川雷矢&真矢兄弟などバラエティ豊かなメンバーを抱える。

オリジナル芝居に加え、古典からミュージカルまでを網羅する革新的なショーも人気。